大阪で首こりによる自律神経失調の改善と予防”を楽しく学べるセミナーを開催します。

8月25日(日)東京脳神経センター副所長・北條先生が大阪で「首こり病セミナー」を開催します。内容は、自律神経と頭痛。昨年大好評だった“首こりによる自律神経失調の改善と予防”を楽しく学べるセミナーに頭痛を追加して、今年も開催します。ぜひご参加ください。

頭痛の種類や発症するメカニズム、そしてめまい・うつ・下痢便秘・慢性疲労・冷えのぼせなど、自律神経が大きく関わる原因不明と診断される諸症状(不定愁訴)が発症するメカニズムとその予防法をわかりやすくお話しさせていただきます。

また会場では松井先生の著書も多数取り揃えております。

皆様のご参加、お待ちしています。

■日時:2019年8月25日(日) 13時~14時30分

■場所:朝日カルチャーセンター中之島教室

    大阪市北区中之島2-3-18 中之島フェスティバルタワー18階

■会費:会員3,024円 / 一般3,672円

■電話:06-6222-5222

【関連書籍 近著】

自律神経が整う 上を向くだけ健康法

原因不明の体調不良、自律神経が原因かもしれません。

頭痛、めまい、自律神経失調症、うつ状態、パニック障害、ムチウチ、慢性疲労、胃腸不良、難治性の更年期障害・・・こんな不調に悩んでいませんか?長年、自律神経失調の治療に携わってきた松井孝嘉先生は、こうした不調の原因が「首(自律神経)」にあることを、著書や研究論文などで発信し続けています。その知られざるメカニズムと、みるみるカラダがよみがえる治療法&予防法の一部を、その著書よりかいつまんでご紹介します。

自律神経には「アクセル」と「ブレーキ」がある

よく知られるように、自律神経には「交感神経」と「副交感神経」とのふたつがあります。

交感神経は、心と体を「がんばるモード」にシフトする神経です。これを「戦闘モード」と言い換えてもいいかもしれません。

この神経は、仕事で緊張したときや身の危険を感じたとき、スポーツや人間関係で何かを争っているときなど、“ここぞ”というときに優位になります。そういった場面でより力を生み出せるよう、心拍数や血圧を上げ、呼吸を速くし、血管を収縮させて、心と体を焚きつけるように働くのです。

これによって胃腸の動きは鈍くなります。言うなれば交感神経は、よりがんばるための「心身のアクセル」のような役割を果たしているわけです。

一方の副交感神経は、心と体を「リラックスモード」にシフトする神経です。

こちらの神経は、安心してくつろいでいるときや寝ているとき、気持ちが癒されているときなどに優位になります。よりゆっくりと休めるように、心拍数や血圧を下げ、ゆったりした呼吸にし、血管を拡張させて、心と体を落ち着かせるように働くわけです。

これによって胃腸の動きは活発になります。副交感神経は、よりリラックスするための「心身のブレーキ」のような役割を果たしているといっていいでしょう。

なお、この「アクセル」と「ブレーキ」は、両方がバランスよく使われていてこそ、うまく機能するものです。車やオートバイなどもそうですが、スピードを上げたいときは「アクセル」を踏む、スピードを落とすべきときは「ブレーキ」をかけるといった絶妙のコンビネーションが成り立っていて、はじめてうまく運転できるものです。

それと同じように、人間の体も「交感神経というアクセル」と「副交感神経というブレーキ」をバランスよくかけることができないと、自分という“車体”をうまく乗りこなせないようにできているわけです。

しかし、この「アクセル」と「ブレーキ」がうまく機能しなくなったら、いったいどうなることでしょう。スピードが出すぎたり、ブレーキが利かなくなったりすれば、自分という“車体”が操縦不能になって、あっという間に事故や問題を起こしてしまうのではないでしょうか。

すなわち、自律神経の失調状態とは、このように「交感神経=アクセル」と「副交感神経=ブレーキ」のバランスがとれなくなってしまった状態のことを指しているのです。

首の筋肉異常をきっかけとして、「アクセル」と「ブレーキ」の配線が混乱を起こし、「胃腸の調子がおかしい」「動悸や息切れがする」「体温がうまく調節できない」「血圧が安定しない」といったさまざまな“故障”が、次から次に“車体”のあちこちに出てきてしまうわけです。

「首こり」が自律神経を乱す

では、首疲労による自律神経失調では、「アクセル」と「ブレーキ」にどのような問題が生じているのでしょうか。

これは、どうやら「ブレーキ」側に問題があるようです。

副交感神経のほうが失調をきたし、その結果、相対的に交感神経のほうが優位な状態が続くことになってしまう。すなわち、「副交感神経というブレーキ」の利きが悪くなったために、結果的に「交感神経というアクセル」をずっと踏み続けているような状態になってしまうとみられるのです。

これは人間の心身にとって、たいへん危険な状態です。交感神経は“ここぞ”というときに「戦闘モード」になって力を出すためのシステム。それが「アクセル」を踏みっぱなしで、常時「戦闘モード」のような状態になっていては、心も体もすぐにエネルギー切れになって燃えつきてしまいます。

休みたくても「ブレーキ」がうまく利かないから休むこともできない。それで、心身が疲弊しきって“燃えカス”がくすぶっているような状態のまま、延々と走らされるようなハメに陥ってしまうわけです。

こんなひどい状態では、心や体の機能が大きく落ち込み、さまざまな“故障”が発生するのも当然でしょう。

自律神経失調症というのは、このように心と体のコントロール機能がアンバランスになってしまう病気なのです。

ちなみに、自律神経失調症は、長らく“治療のしようがない病気”と見なされてきました。病院を受診しても、たいていは当面のつらさや痛みをごまかす薬を出されるだけ。その薬が切れればまたつらくなるうえ、神出鬼没というほどあちこちにいろいろな症状が現われるのです。

それで、体のあちらこちらで悲鳴が上がるたびに、薬に頼って症状をごまかす。そんな“堂々巡り”を繰り返すうちに、すっかり“薬漬け”になってしまう患者さんもたくさんいらっしゃいました。

しかし、その病気が首の筋肉疲労をとることによって“完治可能”となったわけです。現在のところ首疲労治療は、自律神経失調症を根治させることのできる治療法といっていいでしょう。
◆自律神経機能を検査する「自律神経ドック」

松井先生 近著:自律神経が整う 上を向くだけ健康法

自律神経失調にならないために・・・ 首をケアして自律神経を整える

今回は、松井先生の著書「自律神経が整う 上を向くだけ健康法」より、抜粋してご紹介させていただきます・・・・・・
日本人はもともと猫背の人が多く、ノートパソコンやスマホをのぞき込むことによって、首の筋肉は過剰に疲労しています。しかも、40年、50年と年を重ねるごとに、首の筋肉は異常を起こし、消耗は激しくなります。

 朝、目覚めたら会社に行けないほどの疲れを感じることもあるでしょう。ですから、日常の頸のケアが欠かせないのです。首のケアによって自律神経のバランスが調整されると、眠りが深くなり、朝の目覚めがすっきりします。緊張とリラックスの気持ちの切り替えが行いやすくなり、疲れが溜まりにくい体をつくることができます。

 首のケアで、便秘・下痢の症状が治ったり、肌の状態がよくなったりするという声を非常によく聞きます。それは、自律神経のひとつである副交感神経の働きを活発にするからです。副交感神経の働きを活発化することで、交感神経と副交感神経のオン・オフの切り替えがうまくいき、何ごとにも充実感を味わえるようになり、気持ちも上向きになります。

 首のケアとは、ジョギングのように意識して行う運動ではなく、日常の習慣の中で無意識に行う「クセ」にすることが重要です。「軽い頭痛だ」「よくあるめまいだ」「たかが便秘だ」とばかにしているうちに、首こりは悪化し、症状は重くなり、様々な不調が出てまともな日常生活が送れなくなります。

 ひとつの症状がドミノ式にほかの症状を呼び込むのです。頭や目の働きもにぶり、次第に体を重く感じるようになります。

 現代に生きる私たちは寿命を長らえる「長寿」を得ることはできましたが、ほんとうに必要なのは、心身ともに快適に人生を送る「健康長寿」です。そのためには自律神経のコンディショニングを常に心がけることが肝要です。

 そして、そのもっとも簡単な方法が「首がこらない生活習慣」をつくることです。

・・・・・・この首のケアや首がこらない生活習慣、そして首こりの典型的な諸症状などは書籍で詳しく触れていますが、基本的には「下向きを続けない」「15分に一回は首の筋肉をゆるめる」「首を冷やさない」「首を温める」などです。下向きの典型は、職業ですとネイリスト、美容師さん、歯科医、料理人、文筆業などなど。特に小説家は下向きが多いため、首こりによるうつや不調が多い傾向にあります。

 また家事やデスクワーク、受験勉強も首こりリスクを内在していますので、注意が必要です。

書籍はこちら

自律神経が整う 上を向くだけ健康法

脳ドック、頸ドックの取材動画が公開されました

脳ドックの検索サイト「E-PARK」さんに取材いただいた脳ドックと頸ドックの動画がYouTubeに公開されました。

取材動画では、脳ドックだけでなく、原因不明の体調不良を発症させる首こり病(自律神経失調)を検査できる「頚ドック」についても北條医師が説明しています。
東京脳神経センターではどういうところを重要視して検査をしているのか、検査の後患者さんにどのようなアドバイスを心がけているのかを、脳神経外科医の北條医師と放射線科の柳さんがお答えいたしました。

また首こり病の診断の際も、頭痛の原因に重篤な病気が隠されていないかをしっかりと検査します。もしもその結果、頭痛が脳卒中の前駆症状だと判明すれば、連携する病院での迅速な処置を手配することになります。

またその頭痛が緊張型頭痛なのか、慢性頭痛・片頭痛など緊張型頭痛以外の頭痛なのかを診断し、緊張型頭痛であれば大後頭神経を圧迫する首こりの治療となります。もちろん自律神経失調を発症させる首こり病の診断は、首の検査だけでなく重心動揺検査や瞳孔検査、サーモグラフィーによる体表温度の検査など総合的に実施して、首こり病であることをしっかりと見極めたうえで治療を実施することになります。

脳の健康の脳ドックと自律神経の健康の頸ドックとなります。

脳ドック、頸ドックの取材動画

新刊 自律神経が整う『上を向くだけ健康法』のご案内

ちょっと情報提供が遅くなってしまいましたが、10月に松井先生の新刊が朝日新聞出版より発売となりました。 
イライラ、不安、うつ、慢性疲労・・・これまでに延べ10万人を治療し、テレビでも話題の「首こり病博士/Dr.自律神経」として知られる松井医師による副交感神経のバランスをコントロールして、心身ともに常にベストコンディションでいるための生活習慣と症状予防のコツと最新情報をわかりやすくまとめた新刊本を朝日新聞出版より発売いたしました。

いま改めて注目が集まっている自律神経は内臓や血管、呼吸器など体中のあらゆる部位をコントロールするもっとも重要な神経のひとつです。実はこの自律神経、なかでも副交感神経は首の筋肉と密接な関係があることを世界で初めて見つけました。それにより体中の不調が起き、どこの病院でも治すことができなかった症状の治療が可能になりました(著書より)

アルバートアインシュタイン医科大学への留学と首こりによる自律神経失調の研究に取り組んだ経緯や、その後ジョージタウン大学で世界初の全身用CTスキャナの開発と首こり病との関連性など、これまでに語られなかった興味深い話も終章で語られていますので、ぜひご覧いただければと思います。

=目次=

【序章】 うつむく人ほど疲れやすい
【第1章】 なぜ、自律神経が大事なのか?
【第2章】 副交感神経は「幸せ神経」
【第3章】 副交感神経アップで疲れない体をつくる
【第4章】 首の筋肉を休ませれば、体は元気になる
【第5章】 自律神経のケアと治療で生まれ変わる
【第6章】 頸筋症は治る 症例報告
【終章】 首こり病とCTスキャナーの普及
〔仕様:B6変判並製 208ページ/定価:1296円(税込) 〕