首こりの問診表の中で、特に女性に多い症状―3  「頭が痛い・頭が重い」(首から頭痛)

■女性に多い症状3:「頭が痛い・頭が重い(問診表1番)」
頭痛や頭重は、頚筋症候群の患者さん、とくに女性に非常によく見られる症状のひとつです。

とは言っても、発作のように急激に起こる痛みではなく、ほとんど毎日のように、頭が締め付けられるようなジワーッとした痛みや圧迫感が続くのが特徴です。

患者さんによっては「後頭部から首筋にかけて、突っ張った感じの痛み」「鉢巻きで頭を締め付けられるような痛み」などと表現することもあります。あるいは痛みとして感じなくても「なんとなく頭が重い感じ(頭重感)」「頭が雲に覆われたようにボーッとした感じがある」と表現する人もいます。

このような頭痛は、一般には「緊張型頭痛」と呼ばれています。しかし松井医師を筆頭に東京脳神経センターで首こり病・不定愁訴を診療するドクターたちは「頚性頭痛」とも呼んでいます。 ... 続きを読む

首こりの問診表の中で、特に女性に多い症状―2  「ふらっとする、めまいがある。歩いていたり立っているとき、なんとなく不安定」

前の記事:女性に多い症状―1  「のぼせ、手足の冷え、しびれ」

■女性に多い症状2:「ふらっとする、めまいがある(問診表5番)。歩いていたり立っているとき、なんとなく不安定(問診表6番)」

頚筋症候群(首こり病)の患者さんは振り返ったり、頭の向きを変えようとしたときや、横になっていた姿勢から起き上がろうとしたときなどに「ふらっとする」と訴えるケースが多く見られます。

また、
「いつも船に乗っているようにフラフラする」
雲の上にいるようなフワフワ感がある
「地面が揺れているように感じる」
など、表現は違いますが、めまいや、ふらつきを感じている人が少なくありません。

なかには
「天井がぐるぐる回るように感じる」
「奈落の底に引っ張られていくようだ」
と訴える人もいます。 ... 続きを読む

首こりの問診表の中で、特に女性に多い症状―1  「のぼせ、手足の冷え、しびれ」

男性と女性を比べると、不定愁訴で悩んでいるのは、圧倒的に女性です。その要因としてあげられることとして、女性は首の筋力が弱く、基本的に自律神経失調症にかかりやすいからです。

問診表の各項目の簡単な説明を以前させていただきましたが、今回はその問診表の中から女性に多い症状を説明したいと思います。

■女性に多い症状1:頭がのぼせる。手足が冷たい、しびれる(問診表29番)
上半身は熱感を伴う「ほてりやのぼせ」(ホットフラッシュ)があるのに、「手や足は冷たい」という「冷えのぼせ」は、女性によく見られる症状です。また「冷え」だけ「のぼせ」だけの症状を抱えている人はさらに多くなるでしょう。
※問診表は下記... 続きを読む

首こりが消えれば不調が消える。 首こりを治せば、間違いなく人生が変わる。

今回は・・・首こりと、パニック障害やうつ、慢性疲労など、深刻な自律神経失調症との関係について触れた『スマホ首病が日本を滅ぼす(ワニブックス)』から、その一部をご紹介します

自律神経とは、意識とは関係なく、生物が生きていくためのさまざまなからだの働きを自動制御するシステムです。「交感神経」と「副交感神経」をアクセルとブレーキのようにバランス良く使って、人間のからだの調子を整えています。

首は、脳と全身とをつなぐ通り道・・・しかも、とても細くて弱いパイプラインです。この細いパイプラインに、背骨、気道、食道、血管、自律神経を含む神経系などがきちっと収まって通っています。ところが、首の筋肉がこってしまうと、神経の働きに影響が出てしまうのです。

それはなぜか?... 続きを読む

新刊 自律神経が整う『上を向くだけ健康法』のご案内

ちょっと情報提供が遅くなってしまいましたが、10月に松井先生の新刊が朝日新聞出版より発売となりました。 
イライラ、不安、うつ、慢性疲労・・・これまでに延べ10万人を治療し、テレビでも話題の「首こり病博士/Dr.自律神経」として知られる松井医師による副交感神経のバランスをコントロールして、心身ともに常にベストコンディションでいるための生活習慣と症状予防のコツと最新情報をわかりやすくまとめた新刊本を朝日新聞出版より発売いたしました。... 続きを読む