首こりが原因で起きる頭痛の特徴とは(2)

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片頭痛の一部は頚性神経筋症候群*
※頚性神経筋症候群(けいせいしんけいきんしょうこうぐん/首こり病)

片頭痛は女性に多い頭痛で、男性の3.6倍にものぼるといわれています。一般的にはズキンズキンと血管が脈打つような痛みが、月に2~3回発作的に起こります。

症状は頭痛以外に吐き気や嘔吐、光や音に過敏になったりするなど、日常生活に支障をきたすほどの痛みで、寝込んでしまったり、発作時には2~3日も仕事ができないということも多いのです。

この原因は、いまだによくわかっていませんが、動脈が拡張するための痛みだといわれています。

片頭痛は、ストレスから解放されたときや、空腹時、生理や排卵にともなって起こりやすい傾向があります。ふだんからストレスを溜めないように注意し、規則的な運動や食事をとることが治療の第一歩です。

そのうえで、脳の血管が拡張するのを抑える薬を使用します。内服、点鼻、注射などがあり、今では在宅自己注射も認められています。トリプタン(成分名)系の片頭痛の薬も処方されています。

しかし、現在の片頭痛の治療は、あくまでも対症療法に過ぎません。片頭痛の原因がどこにあるか不明なので、今のところ薬で症状を抑えるしか手がありません。ですから、薬の効果が切れると痛みがぶり返したり、再発したりします。

ところが、松井医師たちの臨床データから、毎日のように起こっていた典型的な片頭痛が「首のコリ(首こり)」の治療で完治したという例も出てきています。松井医師は、頚筋の異常と片頭痛とは何らかの関係があるとみています。

群発頭痛は原因不明

群発頭痛は分か男性に多く、1年から数年の間に一定期間だけ、明け方に目の奥がえぐられるような激痛が起こります。脳の血管が拡張し、三叉神経を刺激するのが原因だという説もありますが、本当のメカニズムはまだ解明できていません。

群発頭痛が起きる起きている期間は、禁酒が原則です。アルコールが痛みを誘発するからです。痛みを抑えるには、酸素吸入をするか、片頭痛と同じくトリプタン系の薬が効果的といわれます。このタイプの頭痛の中には、首のコリとの関係は今のところ見られません。

その他の頭痛
慢性的に起こり、また原因のはっきりしない頭痛と異なり、何らかの病気が背景にあって頭痛が起こる場合があります。

女性の更年期障害で、頭痛の訴えは良く聞かれる症状のひとつと言われてきましたが、頚性神経筋(けいせいしんけいきん)症候群が更年期障害と誤診されている可能性もあります。また、緑内障や慢性中耳炎、外耳道炎、鼻炎でも起こることがあります。

頭痛の陰に隠れている危険な病気で特に気をつけなければならないものに、脳卒中があります。いわゆる脳卒中には「くも膜下出血」「脳梗塞」「脳出血」が代表的な病気です。いずれも軽いものから命にかかわる重大なケースまでさまざまですが、いずれにしてもすみやかに病院で検査・治療を受ける必要があります。

■脳卒中の分類と症状

最新の脳ドック・・・わずか5ccの採血で脳梗塞・心筋梗塞の発症リスクを見抜くオプション検査LOX-index

トラブルで命に直結するのが心臓と脳。現在、日本人の死因1位が「がん(約36万人)」ですが、2位の「心疾患(約20万人)」、4位の「脳血管疾患(約12万人)」の合計が約32万人でがんの死因とほぼ同水準となっています。
そして驚くことに患者数ではがんよりも心疾患・脳血管疾患は圧倒的に多く、その数は約2倍(下記)でますます増加の一途をたどっています。

・がん(約152万人)
・心疾患(約161万人)
・脳血管疾患(約123万人)

恐ろしいのは、脳梗塞が寝たきり原因の約4割で、これは寝たきり要因の最多だということ。

こうしたリスクを減らすために役立つのが脳ドックです。脳ドックは現状を診断するものですが、この脳ドックの検査にオプションとしてわずかな採血で脳梗塞・心筋梗塞の将来的な発症リスク検査も可能でになっています。

発症リスクというのは、これまでの検査では、すでに発症している人の病気を見つけるためのものがほとんどでした。しかし最新の医療検査は、脳卒中、心筋梗塞など体に異状が発生する前から、その存在を見通すことができるようになってきたのです。それがLOX-index検査です。

この検査では、血液中に含まれる特定のたんぱく質量を測定し、解析することで将来的に脳梗塞や心筋梗塞を発症するリスクを数値化することができます。検査の基礎となるデータは国内で約2500人を対象に約11年追跡した研究で、LOX-indexの数値が基準値を超えると10年以内の脳梗塞発症率が約3倍、心筋梗塞発症率が約2倍になります。

検査はおよそ5ccの血液を採血するだけで、約3週間後に検査結果が判明。10年以内に脳梗塞と心筋梗塞を発症するリスクとともに、生活習慣の助言などをレポートで受け取ることができます。

これまで動脈硬化の測定は、LDL(悪玉)コレステロールの数値を指標にしていて数値が高ければ、動脈硬化が進んでいると判断しています。しかしLDLコレステロールの数値が低くても、心筋梗塞を発症する人が約30%いるとの研究結果があり、LDLコレステロールと動脈硬化の相関性は必ずしも明確ではありませんでした。

そこで日頃の健康診断の血液検査だけでなく、脳ドックの際にLOX-index検査も行なうことで、LDLコレステロールの数値が低いにもかかわらず脳梗塞・心筋梗塞を発症する人のリスクも、早期に明らかにすることができます。

 LDLコレステロールの数値が指導値よりも低いため、本当は心筋梗塞リスクがあるのにそれを自覚できていない方が本当は危険です。LDL数値が正常な方にこそLOX-indexをぜひおすすめします。30分程度の脳ドック検査にオプション追加で、時間は数分のわずかな採血だけ。検査前の準備は特に必要ありません。

<関連記事>
・脳卒中から命を守る合い言葉「FAST(ファスト)」
・ 脳卒中になりやすい人
・脳卒中の分類と症状
・脳卒中5つの症状

■脳・神経の疾病リスク検出から、がん、脳梗塞、心筋梗塞リスクまでカバーできる充実の脳ドックはこちら。

MRI、MRAって何ですか? 脳ドックの検査項目についての基礎知識

死亡原因の3位とされる脳卒中(脳血管疾患)ですが、その脳卒中のリスクを調べる検査として脳ドックがあります。脳ドックで実施する検査にはMRI検査とMRA検査があります。この2つの検査は、それぞれどのようなものかご存知でしょうか?

検査のご説明の前に・・・これまでの記事でご紹介してきたように、脳卒中には脳の血管がつまるタイプと、脳の血管が破れる(出血)タイプの2つの種類があります。どちらも脳の神経細胞が障害され大きな影響を及ぼします。

1:脳の血管が詰まってしまう“脳梗塞”

2:脳の血管が切れて出血する“脳出血”

※脳の動脈瘤が破れる“くも膜下出血”

「脳卒中の分類と症状」記事

この脳卒中は死亡原因では第3位(厚生労働省 人口動態統計2017)ですが、寝たきりの主な原因としては第1位(男性/国民生活基礎調査 2018年)となっています。

脳ドックは脳梗塞や脳出血といった脳卒中リスクを早期に発見し、適切な対応につなげることで死亡や寝たきりにならない、健康寿命の実現につなげようというものです。

脳ドックではMRI・MRA検査を使って検査をおこないます。MRI検査は磁力によってあらゆる方向から脳の断面画像を撮影する検査で脳梗塞や脳腫瘍などの発見に適しています。またMRA検査は脳の血管を立体的に映像化する検査で、血管の詰まりなど血管の状態を調べる検査です。MRA検査によってくも膜下出血の原因になる脳動脈瘤や脳動脈奇形なども調べることができます。

【MRI/MRA検査について】

■頭部MRI……脳梗塞、脳内出血、脳萎縮、脳腫瘍等

■頭部MRA……未破裂脳動脈瘤、血管奇形、血管狭窄等

■頚部MRA……頚動脈血栓の有無、動脈硬化の程度等

現在、40代の3人に1人、50代の2人に1人、そして60歳以上ではなんと8割の人が「かくれ脳梗塞」といわれています。死亡リスク、寝たきり・要介護リスクを低減するためにも、「脳神経外科・神経内科」など専門医が在籍し、そこで画像診断している施設での脳ドックをおすすめします。なぜなら、もしも緊急を要する疾病や経過観察が必要な症状が発見された場合に、読影を担当した脳神経外科医・神経内科医の診察をすぐに受けたり、迅速な処置を受けることが可能です。

さらには認知症の疑いについても、迅速に脳波検査をはじめ必要な検査をお受けいただくこともできるからです。

■脳・神経・病理/腫瘍のエキスパートが集結。脳・神経の疾病リスク検出から、がん、脳梗塞、心筋梗塞リスクまでカバーできる脳ドック

増加する「オーバーフロー認知症」の記事が サンデー毎日(2019年5月17日号)に掲載されました。

最近、スマホ認知症や若年性認知症などがメディアで取り上げられる機会が増えています。その正体は脳のオーバーフローにあることを突き止めた天野医師の取材記事がサンデー毎日に掲載されました。

天野医師は現在、東京脳神経センターで物忘れ外来、早期認知症外来、てんかん外来はじめ、脳腫瘍、脳血管奇形、脳内出血など脳疾患全般を診察しています。

その天野医師の患者さんに近頃増えているのが30代~50代の働き盛りの方。物を覚えられない、物忘れが多くなった、イライラする、やる気が起きない、仕事のミスが急に増えた、物事の判断ができなくなったなどなど、認知症に似た症状に悩み「もしかしたら自分は若年性認知症なのではないか?」と不安になり受診をしてきます。

長谷川式・MMSなど認知症の検査をしても正常。画像診断的にも脳に異常は見られず、脳波も正常。では何が原因なのか?天野医師はその原因を脳内がオーバーフロー状態になっていることを突き止めた。脳内がオーバーフロー状態になると認知症に似た症状が出るのです。その一因としてスマホの存在があります。 仕事に支障をきたす、こうした認知症ににた症状にもしも心当たりがありましたら、悩まずにお気軽にご連絡いただければと思います。

年間5000人の認知症患者さんを診察する天野医師はじめ、経験豊かな医師団が対応させていただきます。

脳ドック、頸ドックの取材動画が公開されました

脳ドックの検索サイト「E-PARK」さんに取材いただいた脳ドックと頸ドックの動画がYouTubeに公開されました。

取材動画では、脳ドックだけでなく、原因不明の体調不良を発症させる首こり病(自律神経失調)を検査できる「頚ドック」についても北條医師が説明しています。
東京脳神経センターではどういうところを重要視して検査をしているのか、検査の後患者さんにどのようなアドバイスを心がけているのかを、脳神経外科医の北條医師と放射線科の柳さんがお答えいたしました。

また首こり病の診断の際も、頭痛の原因に重篤な病気が隠されていないかをしっかりと検査します。もしもその結果、頭痛が脳卒中の前駆症状だと判明すれば、連携する病院での迅速な処置を手配することになります。

またその頭痛が緊張型頭痛なのか、慢性頭痛・片頭痛など緊張型頭痛以外の頭痛なのかを診断し、緊張型頭痛であれば大後頭神経を圧迫する首こりの治療となります。もちろん自律神経失調を発症させる首こり病の診断は、首の検査だけでなく重心動揺検査や瞳孔検査、サーモグラフィーによる体表温度の検査など総合的に実施して、首こり病であることをしっかりと見極めたうえで治療を実施することになります。

脳の健康の脳ドックと自律神経の健康の頸ドックとなります。

脳ドック、頸ドックの取材動画

脳卒中から命を守る合い言葉「FAST(ファスト)」

大切なことですので繰り返しになりますが、脳卒中の治療は一刻を争います。顔や腕が麻痺している、しゃべりにくい、ろれつが回らないといった症状が現れたら、まず発症時刻を確認して、迷わず救急車を呼びましょう。

これまでの記事でも書いていますが、脳卒中の症状が現れたら一刻も早く治療を受ける必要があります。ですが時間との勝負にも関わらず、ご本人やご家族が意外にも慌てていないケースが多々見られます。

当センターにこうした症状で電話問い合わせが来るケースもあります。そのような際には念のためすぐに救急要請(119番あるいは救急要請相談#7119)をアドバイスさせていただいています。

しかし驚くことは、このような症状が出ても以外にもご家族やご本人は慌てていないということです。昨日から症状が出ていて・・・と電話が来ることもあります。万が一のことがあれば取り返しのつかないことにもなりかねません。

前回までの記事では「ブレインアタック5つの症状」として

1:半身の運 動・感覚障害(力が入らない、しびれる)

2:言葉がうまくしゃべれない

3:片目が急に見えなくなる、見える範囲が狭くなる

4:めまい・ふらつき

5:激しい頭痛

と紹介させていただいていましたが、わかりやすくまとめているのが「ファスト(FAST)」という合言葉です。

【1】Face(フェイス)

顔の麻痺が起こると、顔の片側が下がったり、ゆがんだりします。うまく笑えなくなります。

【2】Arm(アーム)

腕の麻痺が起こると、片腕がだらりと下がったままになり、両腕を同じように上げることができません。

【3】Speech(スピーチ)

ろれつが回らない、思うように喋れないといった症状が現れます。

【4】Time(タイム)

時間が勝負、できるだけ早く救急要請をしましょう。

顔(Face)、腕(Arm)、喋る(Speech)そしてT(Time)で「FAST(ファスト)」です。ぜひ覚えておきましょう。

さて救急要請の場合「何時に発症したのか」という情報があると、治療がスムーズに行えます。慌てていても必ず時間を確認し、一刻も早く治療を開始しましょう。

救急車を呼ぼうか迷った場合は、「#7119」へ。救急相談センターの相談医・看護師さんが判断し、緊急性がある場合は救急車を、緊急性が無い場合には最適な医療機関を案内してくれますので、ぜひ「#7119」の番号をメモしておくことをおすすめします。ただしこの番号は都内はじめ全国の自治体の3割ほどしか実施していないため、ご自身の住んでいる地域の救急相談センターの番号を事前に確認しましょう。

また、発症してしまう前に、日頃より自分の状態を把握して予防するためにも脳ドックは役立ちます。脳梗塞になるリスク検査や主要ながん発見に有効な腫瘍マーカーなども手軽に組み合わせることもできます。

※脳・神経の疾病リスク検出から、がん、脳梗塞、心筋梗塞リスクまでカバーできる充実の脳ドックはこちら

脳卒中になりやすい人の記事はこちら

脳卒中になりやすい人

一般的に50 歳以上の方の場合、いつ脳卒中を起こしてもおかしくなく、10 歳年を取るごとにリスクが約2倍ずつ増加し、さらに家系内に脳卒中を発症された方がいた場合、脳卒中リスクはさらに約2 倍増加します。

脳卒中と最も深い関係にあるのが高血圧。コレステロール値や血糖値が高い方、不整脈のある方も脳卒中になりやすい傾向です。さらに脳卒中と深く関わる生活習慣としては喫煙や飲酒があります。喫煙者の場合、脳卒中の発症率は約 2 倍に増加。飲酒も1合半(一日)を超えると発症率は増加します。

脳卒中はQOLと大きく関わる「寝たきり」など重篤な後遺症を残す事が少なくなく、発症・再発の「予防」が重要です。

<脳卒中にならないために>

日常生活では次のようなことを心がけましょう。
1:水の摂取
2:適度な運動と規則正しい生活
3:熱すぎる風呂には入らない
4:暴飲暴食に気を付ける
5:高血圧や糖尿病など生活習慣病に気を付ける

「おかしいな」と思ったら、すぐにかかりつけの先生に御相談いただいたり、病院を受診して一刻も早い治療開始が重要です。下記「脳卒中(ブレインアタック)5つの症状」に該当する場合は、躊躇せずに一刻も早く病院を受診することをおすすめします。

<脳卒中(ブレインアタック)5つの症状>
1:半身の運 動・感覚障害(力が入らない、しびれる)
2:言葉がうまくしゃべれない
3:片目が急に見えなくなる、見える範囲が狭くなる
4:めまい・ふらつき
5:激しい頭痛

<オプション充実の脳ドック>
脳卒中を予防するために、2~3年に1回、脳の健康診断『脳ドック』をおすすめします。

脳の自己管理でQOLを手に入れましょう。

脳卒中の分類と症状

■脳卒中の種類
脳卒中は大きく分けると次の2つに分けられます。
1:脳の血管が詰まってしまう“脳梗塞”
2:脳の血管が切れて出血する“脳出血”

1の「脳梗塞」には動脈硬化が原因の「脳血栓症」と、心臓(不整脈) が原因の「心原性脳塞栓症」、「頸動脈狭窄による脳梗塞」があります。

2の「脳出血」は動脈硬化と深く関わり、主に高血圧が原因の「脳内出血」と、動脈瘤が原因の「くも膜下出血」があります。

・脳の血管の詰まり
動脈硬化により脳の血管が閉塞して生じる「脳血栓」は朝方の発症が多く「朝起きたら片方の手足の動きが悪い・しびれる」「朝起きたら呂律がまわらない」というケースが多く見られます。また心臓の不整脈などが原因で発症する「心原性脳塞栓」「頚動脈狭窄による脳梗塞」は「仕事中に突然手足が動かなくなった」など脳卒中(ブレインアタック)5つの症状が日中に突然発症するケースが多く見られます。

・脳の血管の出血
くも膜下出血は、激しい頭痛を伴うことが特徴です。
「おかしいな」と思ったら、すぐにかかりつけの先生に御相談いただいたり、病院を受診して一刻も早い治療開始が重要です。

前回の記事「脳卒中(ブレインアタック)5つの症状」に該当する場合は、躊躇せずに一刻も早く病院を受診することをおすすめします。30歳を過ぎたら日頃より脳ドックを受診するなどして脳の自己管理に努めることが大切です。

<オプション充実の脳ドック>
脳卒中を予防するために、2~3年に1回、脳の健康診断『脳ドック』をおすすめします。東大医学部出身の脳・神経・病理/腫瘍のエキスパートが集結。脳・神経の疾病リスク検出から、がん、脳梗塞、心筋梗塞リスクまでカバーできます。脳の自己管理でQOLを手に入れましょう。

脳卒中になりやすい人

■オプション充実 脳神経専門施設ならではの脳ドック

脳卒中5つの症状を知っておきましょう

トラブルで命に直結するのが心臓と脳。現在、日本人の死因第3位が脳卒中です。CTスキャナーが普及した現在でも発症すると多大な後遺症を残すことも少なくありません。ご存知のように、多くの芸能人も脳卒中を発症し、その後遺症のリハビリに取り組む姿がメディアで取り上げられることも度々です。

日常生活の活動や生活の質(QOL)を阻害する最大の要因の脳卒中は「寝たきり状態」の大きな要因でもあります。 脳卒中だけが原因ではありませんが、欧米各国と比較すると日本だけの現象が「寝たきり老人大国」。実際、寝たきり患者数は増え続け、2017年時点では約200万人。このままいくと2025年には300万人に達するとも言われています。
寝たきりにならないためにも重要なことのひとつが「脳卒中の予防」と言えるでしょう。

脳卒中を疑う症状

心臓発作と異なり脳発作(脳卒中)は受診が遅れがちになります。
その理由は、痛みでわかる心臓発作と異なり、脳の場合はクモ膜下出血を除き、激しい痛みを伴うことが少なく、受診が遅れがちになると言われています。
米国では〝一分一秒治療が遅れればその方の脳機能は永久に失われる″という「時間は脳なり」というフレーズのもと、脳卒中の早期受診の「ブレイン・アタックキャンペーン」がおこなわれています。

脳卒中(ブレインアタック)5つの症状
1:半身の運 動・感覚障害(力が入らない、しびれる)
2:言葉がうまくしゃべれない
3:片目が急に見えなくなる、見える範囲が狭くなる
4:めまい・ふらつき
5:激しい頭痛

このような症状があった場合、すぐに医療機関にかかってください。

「おかしいな」と思ったら、すぐにかかりつけの先生に御相談いただいたり、病院を受診して一刻も早い治療開始が重要です。上記「脳卒中(ブレインアタック)5つの症状」に該当する場合は、躊躇せずに一刻も早く病院を受診することをおすすめします。30歳を過ぎたら日頃より脳ドックを受診するなどして脳の自己管理に努めることが大切です。

オプション充実の脳ドック
脳卒中を予防するために、2~3年に1回、脳の健康診断『脳ドック』をおすすめします。脳の自己管理でQOLを手に入れましょう。

■オプション充実 脳神経専門施設ならではの脳ドック

脳ドックをリニューアルしました

東京脳神経センターは、米国・ジョージタウン大学で世界初の全身用CTスキャナーの開発に携わった松井医師が、その画像診断技術と長年研究を続けた自律神経治療法をフルに活かし、生命と健康寿命に直結する脳神経医療を提供するために2006年、誕生しました。

長寿国・日本ではありますが、たとえ長生きできたとしても、寝たきりや痴呆になってしまったのでは、幸せな晩年とはいいがたいのではないでしょうか。
だからこそ、脳の定期的な検査(=脳ドック)を受けることで、脳卒中や痴呆といった脳の病気リスクを低下させることができます。

40歳に近づく年齢になった方々の間ではすでに人間ドックはスタンダードなものになった感があります。生命に直結するのは心臓と脳。長寿を健やかに全うするためには、認知症や脳卒中でさまざまな障害を抱えることにならないために脳の健康に注目が集まりつつあります。脳こそがこれからの健康寿命の要だからです。

電話お問い合わせなどで、これまで当センターの脳ドックに多くのご要望が寄せられました。

  • 手短に早く済ませるお手軽なコースをつくってほしい
  • 脳梗塞だけじゃなく心筋梗塞も同時に検査できないか
  • 脳ドックを中心に簡易的な人間ドックができないものだろうか
  • 脳腫瘍にプラスして、さまざまながんの検査もしてほしい

そこでこれまでの脳ドックのあり方を見直しました。
手軽に、すぐに脳ドックをお受けいただきながら、必要な方には脳梗塞、心筋梗塞、認知症・アルツハイマーリスク、胃がん・大腸がん・乳がんなどほぼすべての腫瘍に対応できる腫瘍検査、身体測定、内臓脂肪測定、心電図まで、豊富なオプションをご用意しました。

診断はこれまでどおり、東大医学部出身の経験豊富な脳神経外科・脳神経内科医に加え、病理・腫瘍のエキスパートの内科医が集結。脳・神経の疾病リスク検出から、がん、脳梗塞、心筋梗塞リスクまでカバーできる充実の脳ドックにリニューアルいたしました。

人生最後の時まで身体的健康と頭脳明晰を保ちつつ生きるために、プラスアルファの脳ドックをご活用ください。これからの時代は、脳も自己管理する時代になったと言えるのかもしれません。 

脳卒中になりやすい人

リニューアルした脳ドックはこちら