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新連載! むち打ち症、自律神経失調症、起立性調節障害と頸の筋肉との関係を解明する!
新連載! むち打ち症、自律神経失調症、起立性調節障害と頸の筋肉との関係を解明する!
第3回:謎解きの旅の始まり
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新連載! むち打ち症、自律神経失調症、起立性調節障害と頸の筋肉との関係を解明する!
第2回:むち打ち症と自律神経失調症の共通症状
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新連載! むち打ち症、自律神経失調症、起立性調節障害と頸の筋肉との関係を解明する!
第1回:むち打ち症、自律神経失調症、起立性調節障害と頸の筋肉との関係
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首こりが原因で起きる頭痛の特徴とは(2)
■前の記事「首こりが原因で起きる頭痛の特徴とは(1)」はこちら
片頭痛の一部は頚性神経筋症候群*
※頚性神経筋症候群(けいせいしんけいきんしょうこうぐん/首こり病)
片頭痛は女性に多い頭痛で、男性の3.6倍にものぼるといわれています。一般的にはズキンズキンと血管が脈打つような痛みが、月に2~3回発作的に起こります。
症状は頭痛以外に吐き気や嘔吐、光や音に過敏になったりするなど、日常生活に支障をきたすほどの痛みで、寝込んでしまったり、発作時には2~3日も仕事ができないということも多いのです。
この原因は、いまだによくわかっていませんが、動脈が拡張するための痛みだといわれています。
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首の筋肉のコリ(首こり)とは、どのような状態の事なのでしょう?
頭と首への衝撃や日常の姿勢が問題です
さまざまな体調不良(不定愁訴)を発症させる「頚性神経筋症候群(けいせいしんけいきん しょうこうぐん)」。その最も多く考えられる原因は、頭と首への衝撃です。
自動車事故などで起こる「むち打ち症」はその典型例で、一瞬の衝撃で首を支点に頭部が後ろへ、前へと大きく揺さぶられ、首の筋肉に過剰な負荷を残します。事故直後は何ともなくても、数日から、遅い時には数か月後になって、さまざまな症状が出てきます。
一般的な検査では原因が見つからない場合でも、首の筋肉を調べると、いくつものコリが検出されます。
頭部外傷もむち打ちと同様に、首の筋肉に異常を起こす原因となります。床に寝ている状態で頭を打った時はともかく、通常の頭部外傷では、必ず首の筋肉にむち打ちと同様の外傷が起こります。 ... 続きを読む
“首こり”と“うつ症状”の関係性。
今の精神病としての「うつ」診療とは
「心療内科」あるいは「メンタルクリニック」という看板を、街中でよく見かけるようになりました。今まで精神科の看板を掲げていたのが、よりソフトなイメージを出すようになりました。
こうしたクリニックは大はやりです。東京では、ひとつの大きな駅につき、周辺に5~10ヵ所くらいの心療内科やメンタルクリニックがあるほどです。そのため従来の精神病院に勤務する医師は少なくなり、精神病院は逆に困っているのだそうです。
たしかに、以前のような入りずらさはまったくなくなりました。それだけ心の病が誰にも身近なものになったのだと言えます。中でも、近年爆発的に増え続けているのが「うつ」症状に悩む患者さんです。 ... 続きを読む
“首こり”が、 どのように自律神経失調症に影響するのか?
首は神経のスクランブル交差点
首の筋肉の異常が、どのようなメカニズムで自律神経に影響を与えているのかは解明されておらず、いまのところ推測の域を出ません。ただ、はっきりしているのは、首の筋肉のコリ(首こり)を解消すると、自律神経失調症の諸症状が治癒するという現実です。
このことに関しては、原因不明の体調不良『不定愁訴』で入院した患者さん1,863名に対し、頚部筋群への局所療法を行なった結果、退院時には不定愁訴28症状が50%以上の回復率を示しました(下記グラフ参照)。
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自律神経失調症と首こり(首の筋肉)
自律神経失調症は治療の決め手がない?
相反する作用を持つ交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、自律神経が変調をきたすと、動悸、めまい、息切れ、手足の冷え、全身倦怠感、頭痛、頭重、肩こり、不眠、イライラ感など、さまざまな症状が現れてきます。
通常の検査をしても、体にはこれといった異常は見当たらない。このような状態を、ひとまず「自律神経失調症」と呼んでいるわけです。
自律神経のはたらきを司っている中枢は、脳の視床下部ということろにあります。この部位には、不安、恐怖、怒り、快・不快などの情動の中枢もあるため、自律神経は感情の影響を受けやすいのです。 ... 続きを読む
不定愁訴( 自律神経失調症 )は、 なぜ女性に多いのか?
女性は首の筋肉が弱い。
頭の重さは男女でそれほど違いはありません。そのため、男性に比べて首の筋肉の量が少ない女性は、頭を支えているのが大変で、どうしても首の筋肉にこりを招きやすくなります。これが「首こり」のリスクです。
とりわけ、首が細くて長く、なで肩の女性は、見た目はとてもスマートで優雅に感じられるのですが、一方では首に大きな負担がかかっています。
さて、頚椎は7つの骨が重なってできています。通常、レントゲン検査で側面から頚部を撮ると、筋肉の発達している男性なら、筋肉に覆われているので、上からだいたい5つの頚椎までしか見えません。
しかし、ほとんどの女性では7つの頚椎全てが見えます。女性で肩と首の筋肉の弱い人は、7つの頚椎のほかに、さらに、胸椎の上から3つの骨が、なかには4つの骨が見える人もいます。一般的に、筋肉が細いのが女性の運動器の特徴ですが、首にもあてはまります。 ... 続きを読む