脳卒中になりやすい人

一般的に50 歳以上の方の場合、いつ脳卒中を起こしてもおかしくなく、10 歳年を取るごとにリスクが約2倍ずつ増加し、さらに家系内に脳卒中を発症された方がいた場合、脳卒中リスクはさらに約2 倍増加します。

脳卒中と最も深い関係にあるのが高血圧。コレステロール値や血糖値が高い方、不整脈のある方も脳卒中になりやすい傾向です。さらに脳卒中と深く関わる生活習慣としては喫煙や飲酒があります。喫煙者の場合、脳卒中の発症率は約 2 倍に増加。飲酒も1合半(一日)を超えると発症率は増加します。

脳卒中はQOLと大きく関わる「寝たきり」など重篤な後遺症を残す事が少なくなく、発症・再発の「予防」が重要です。

<脳卒中にならないために>

日常生活では次のようなことを心がけましょう。
1:水の摂取
2:適度な運動と規則正しい生活
3:熱すぎる風呂には入らない
4:暴飲暴食に気を付ける
5:高血圧や糖尿病など生活習慣病に気を付ける

「おかしいな」と思ったら、すぐにかかりつけの先生に御相談いただいたり、病院を受診して一刻も早い治療開始が重要です。下記「脳卒中(ブレインアタック)5つの症状」に該当する場合は、躊躇せずに一刻も早く病院を受診することをおすすめします。

<脳卒中(ブレインアタック)5つの症状>
1:半身の運 動・感覚障害(力が入らない、しびれる)
2:言葉がうまくしゃべれない
3:片目が急に見えなくなる、見える範囲が狭くなる
4:めまい・ふらつき
5:激しい頭痛

<オプション充実の脳ドック>
脳卒中を予防するために、2~3年に1回、脳の健康診断『脳ドック』をおすすめします。

脳の自己管理でQOLを手に入れましょう。