脳卒中5つの症状を知っておきましょう

トラブルで命に直結するのが心臓と脳。現在、日本人の死因第3位が脳卒中です。CTスキャナーが普及した現在でも発症すると多大な後遺症を残すことも少なくありません。ご存知のように、多くの芸能人も脳卒中を発症し、その後遺症のリハビリに取り組む姿がメディアで取り上げられることも度々です。

日常生活の活動や生活の質(QOL)を阻害する最大の要因の脳卒中は「寝たきり状態」の大きな要因でもあります。 脳卒中だけが原因ではありませんが、欧米各国と比較すると日本だけの現象が「寝たきり老人大国」。実際、寝たきり患者数は増え続け、2017年時点では約200万人。このままいくと2025年には300万人に達するとも言われています。
寝たきりにならないためにも重要なことのひとつが「脳卒中の予防」と言えるでしょう。

脳卒中を疑う症状

心臓発作と異なり脳発作(脳卒中)は受診が遅れがちになります。
その理由は、痛みでわかる心臓発作と異なり、脳の場合はクモ膜下出血を除き、激しい痛みを伴うことが少なく、受診が遅れがちになると言われています。
米国では〝一分一秒治療が遅れればその方の脳機能は永久に失われる″という「時間は脳なり」というフレーズのもと、脳卒中の早期受診の「ブレイン・アタックキャンペーン」がおこなわれています。

脳卒中(ブレインアタック)5つの症状
1:半身の運 動・感覚障害(力が入らない、しびれる)
2:言葉がうまくしゃべれない
3:片目が急に見えなくなる、見える範囲が狭くなる
4:めまい・ふらつき
5:激しい頭痛

このような症状があった場合、すぐに医療機関にかかってください。

「おかしいな」と思ったら、すぐにかかりつけの先生に御相談いただいたり、病院を受診して一刻も早い治療開始が重要です。上記「脳卒中(ブレインアタック)5つの症状」に該当する場合は、躊躇せずに一刻も早く病院を受診することをおすすめします。30歳を過ぎたら日頃より脳ドックを受診するなどして脳の自己管理に努めることが大切です。

オプション充実の脳ドック
脳卒中を予防するために、2~3年に1回、脳の健康診断『脳ドック』をおすすめします。脳の自己管理でQOLを手に入れましょう。

■オプション充実 脳神経専門施設ならではの脳ドック