最新の脳ドック・・・わずか5ccの採血で脳梗塞・心筋梗塞の発症リスクを見抜くオプション検査LOX-index

トラブルで命に直結するのが心臓と脳。現在、日本人の死因1位が「がん(約36万人)」ですが、2位の「心疾患(約20万人)」、4位の「脳血管疾患(約12万人)」の合計が約32万人でがんの死因とほぼ同水準となっています。
そして驚くことに患者数ではがんよりも心疾患・脳血管疾患は圧倒的に多く、その数は約2倍(下記)でますます増加の一途をたどっています。

・がん(約152万人)
・心疾患(約161万人)
・脳血管疾患(約123万人)

恐ろしいのは、脳梗塞が寝たきり原因の約4割で、これは寝たきり要因の最多だということ。

こうしたリスクを減らすために役立つのが脳ドックです。脳ドックは現状を診断するものですが、この脳ドックの検査にオプションとしてわずかな採血で脳梗塞・心筋梗塞の将来的な発症リスク検査も可能でになっています。

発症リスクというのは、これまでの検査では、すでに発症している人の病気を見つけるためのものがほとんどでした。しかし最新の医療検査は、脳卒中、心筋梗塞など体に異状が発生する前から、その存在を見通すことができるようになってきたのです。それがLOX-index検査です。

この検査では、血液中に含まれる特定のたんぱく質量を測定し、解析することで将来的に脳梗塞や心筋梗塞を発症するリスクを数値化することができます。検査の基礎となるデータは国内で約2500人を対象に約11年追跡した研究で、LOX-indexの数値が基準値を超えると10年以内の脳梗塞発症率が約3倍、心筋梗塞発症率が約2倍になります。

検査はおよそ5ccの血液を採血するだけで、約3週間後に検査結果が判明。10年以内に脳梗塞と心筋梗塞を発症するリスクとともに、生活習慣の助言などをレポートで受け取ることができます。

これまで動脈硬化の測定は、LDL(悪玉)コレステロールの数値を指標にしていて数値が高ければ、動脈硬化が進んでいると判断しています。しかしLDLコレステロールの数値が低くても、心筋梗塞を発症する人が約30%いるとの研究結果があり、LDLコレステロールと動脈硬化の相関性は必ずしも明確ではありませんでした。

そこで日頃の健康診断の血液検査だけでなく、脳ドックの際にLOX-index検査も行なうことで、LDLコレステロールの数値が低いにもかかわらず脳梗塞・心筋梗塞を発症する人のリスクも、早期に明らかにすることができます。

 LDLコレステロールの数値が指導値よりも低いため、本当は心筋梗塞リスクがあるのにそれを自覚できていない方が本当は危険です。LDL数値が正常な方にこそLOX-indexをぜひおすすめします。30分程度の脳ドック検査にオプション追加で、時間は数分のわずかな採血だけ。検査前の準備は特に必要ありません。

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