松井式555体操のご紹介

- Neck relaxation - "555" Neck exercise -
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 松井式555体操は、頭部を支えている首周りのすべての筋肉を伸び縮みさせることによって、首こりを「予防」するエクササイズです。始めるにあたって、首に異常を感じているようであれば、無理をせずにできる範囲で行ってください。最初は、負荷をかけないように実施しましょう。お仕事や家事の合間のちょっとした休憩時間などを利用して1日3回、1週間ほど続けると効果が実感できることでしょう。


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松井式ネックリラクゼーションのご紹介

首のリラクゼーションをして、首の筋肉をゆるめるようにしましょう。
15分に1回、難しければ30分に1回は休憩を取り、必ず行うようにしましょう。

出典『副交感神経アップで幸せになれる』(東京脳神経センター理事長/医学博士 松井孝嘉著:朝日新聞出版)


松井式555体操(上記Youtubeでもご覧いただけます)
背もたれのあるイスを使用し、深く腰掛けて行ってください。

1、首の柔軟体操 1
首を左右にゆっくりまわします。頭を前方に倒して、まず左からゆっくりと一周させます。続いて右からまわします。この運動を5回繰り返します。


2、首の柔軟体操 2
首筋をしっかり伸ばして顔をゆっくりと右に向けます。このとき体は正面を向いたまま動かさず、左肩を軽く後ろに引きます。そのあと顔を正面に戻します。これを5回、繰り返します。続いて先ほどと逆の動きをします。顔をゆっくりと左に向けます。体は正面を向いたまま動かさず右肩を軽く後ろに引きます。この運動も5回繰り返します。


3、首の後ろの筋肉をゆるめる体操 1
両手を組んで後頭部にあてて、頭をゆっくりと後ろに倒します。
  
倒した状態で5まで数えて、ゆっくりと頭を元に戻します。
この運動も5回繰り返します。


4、首の斜め後ろの筋肉をゆるめる体操
右手を右の耳の後ろにあてて頭を右後ろにゆっくりと倒します。

  
倒したまま5まで数えてゆっくりと元に戻します。手は戻す運動を手助けるようにします。この運動も5回繰り返します。


5、首の斜め後ろの筋肉をゆるめる
今度は左手を、左耳の後ろにあてて、先ほどの反対側である左後ろに倒していきます。倒したまま5まで数えて、元の位置に戻します。この運動も5回繰り返します。


6、首の横の筋肉をゆるめる
右のこめかみの上あたりに右手の指を2、3本あて、頭を右肩の方に倒します。
  
倒したまま5まで数えてください。ゆっくり戻します。このときも、そろえた手は、戻す手助けをしてください。
次に、左側も同じようにします。左右5回ずつ行ってください。


7、首の斜め前の筋肉をゆるめる
左の額に左手をあてて、頭を右肩の上に倒します。


  
次にそのまま頭を左へまわしてできるだけ、右耳を胸骨に近づけます。

  
このとき顔は左上方を向いています。この状態で5まで数えて、頭を右肩の上に戻します。そのあと、首を立ててまっすぐ正中(正面:体の左右の真ん中のライン)に戻します。左側も同じようにします。右手を額の右側にあて、左肩の上に頭を倒し、左耳が胸骨に近づくように首をまわします。左右5回ずつ行ってください。

8、整理運動
③→②→①の順番でもう一度行ってください。

555体操に関しては、松井先生の各著書でもご覧いただけます。ぜひご確認ください。

→ 松井孝嘉先生の書籍一覧はこちら


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